戒名は自分で決める

戒名は、自分で決める 島田裕巳著

戒名や戒名料のあり方について、本当に納得している人は、いったいどれだけいるのだろうか。・・・
なぜ、戒名が必要で、戒名料をとるのか、一般の人たちが納得する説明が出来ているようには思えない。

第1章 仏教界は戒名問題を解決する絶好の機会を逸した。

第2章 戒名とは何か?

第3章 なぜ戒名をつけなければならなくなったか?

第4章 なぜ戒名は問題になるのか?

第5章 戒名はどうしても要るのか?

第6章 戒名は自分で付けてもかまわない

第7章 戒名の付け方

第8章 戒名と日本人

 

尊明  まず、この帯のタイトル「40万円支払いますか?それとも自分でつけますか?」

これには、びっくりしました。そして、購入して第一ページから「戒名作成チャート」
「解説を追っていけば簡単に戒名が付けられます。」とあります。

STEP1から順番に文字を選んでいけば、院号付きの戒名の完成!!となります。

私も、様々なところで戒名の講座をしています。

  
日時:平成14年4月18日  参加者:150名 大和市 

「死を見つめると生が輝く」とだいして講演(ホームページとリンクしています)

講演会では、「戒名」について触れ、即席で戒名を作って説明。
波景院金田無心居士 という戒名は、一見すると良い戒名のように見えますが、読み方を間違えると大変なことになる。
「はげ いんきん たむし こじ」(大爆笑)

これは、講演が始まって、即席で考えた戒名です。しかし、大爆笑で笑いが止まりませんでした。

どうぞ、戒名をご自分で考えてみてください。おすすめします。

まず、先祖の戒名をお調べになってください。過去帳お位牌がなければ、本家の墓にいって刻まれた戒名を見てきてください。
(もちろん、見るだけでなく、お参りもしてくださいよ)
なぜ、この文字が考えられているか?厳しかったおじいちゃんや優しかったおばあちゃんなど、思い出しませんか?

遠い先祖であれば、あったこともなく、どんな人だったかわかりませんね。
でも戒名をじーっと見つめてみてください。
不思議とあったこともない先祖が目の前に浮かんできます。

次に、自分の生き様を考えてください。

人にいただいた恩、人に施した恩。じっくりと人生を見つめてください。
生まれて、両親の愛情をうけ、家庭を築き、つらいとき、苦しいときどうだったか?

俺は何のために生まれてきたのか?
世の中のために、何か役に立ったことはあったのか?
これから何をしていけばいいのか?

この機会に、よく見つめてください。

院号は、社会的貢献のあった方に授けられます。

俺は、それに値する人物だろうか?今後、子孫が墓参りをしたときに、先祖はこんな方だったと見つめてくれるか?

生前に院号戒名を授かった方(80代)がおっしゃいました。

「この戒名に恥じないように、今から社会のために何かお役に立ちたい。」

文字をあわせて、立派な戒名を作ることは、とても簡単なことです。

戒名は、墓石に刻まれ、末代まで続いていきます。
子孫に恥ずかしくない戒名をじっくりと考えてみてください。